現在、みんなのダンスフィールドでは、JSTムーンショット型研究開発制度 目標3の研究開発プロジェクト「活力ある社会を創る適応自在AIロボット群」(代表:平田泰久・東北大学)世代も障がいも国境も越えてAIロボットで“Yes We Dance!”AIロボット技術を活用したスマーター・インクルーシブ・ダンスのプロジェクトに参加させていただいております。
「スマーター・インクルーシブ・ダンス」とは、AIロボット技術を用いて、世代の差や障がいの有無・程度を気にすることなく、国境を越えて全員が同じステージで一緒にダンスを楽しむことができるダンスです。
(引用:東北大学https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2023/09/event20230921-01-eng.html)
そのAIロボットとは一体なんなのか!?私たち(西先生、秋田先生、遠田)はまず、東北大学に伺いました!
大きな敷地の中にある、こちらの研究室では介護用のロボットなどを研究しているそうです。わたしは初めての理系研究室わくわくどきどきでした!
このプロジェクトで使用する車椅子には横のハンドリムがなく、手で漕ぐことはしません。
胸にあるセンサーで体の動きを感知して、車椅子が進んだり、向きが変わったりします。
手で漕ぐ時間がない分、ダンスの表現に集中したり、新しい動きが可能になります。
はじめは慣れないことで、なかなか操作するのが難しかったのですが、両手を離して手を広げたり、上半身を後ろに反らせながら、車椅子を動かすことができました。
また、車椅子だけでなく、立って操作するロボットもあります。
こちらは身体に6点のセンサーをつけて、頭の動きを感知して進みます。
足を動かさずに、すーっと進んでいく姿は人間だけではできない、ロボットと一緒に踊ることで生まれる爽やかな動きでした。
2023年10月13日(金)に東京ミッドタウン八重洲のイベントスペースで行われるパフォーマンスに向けて今は練習をしています。
また、練習や本番の様子についてもこちらのブログで載せたいと思っています。
AIロボットとのインクルーシブダンスにどうぞご注目ください!
(文・写真:遠田ひな乃)
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