10月13日(金) 東京ミッドタウン八重洲 イベントスペースにて、「スマーター・インクルーシブ・ダンス」のパフォーマンスに参加しました!
これは、東北大学大学院工学研究科の平田泰久教授が、パリ・サクレー大学(フランス)のEric Monacelli教授と連携し発足した"Yes We Dance!プロジェクトによるものです。
(くわしくはこちらのブログをご覧ください。)
パフォーマンスの前に、平田先生、Eric先生、西先生からそれぞれお話がありました。まったく異なる分野のように感じる「工学」と「ダンス」ですが、3人の先生方のお話を聞いて、異なる分野だからこそ、協力することでお互いに世界がもっと、もっと、ひらけていくんだなあ、素敵な未来を想像しました。
(写真:藤原明莉)
パフォーマンスがはじまります。
最初は、キーボードを担当されたRinaさん作曲の「Haru」を堀江さん、秋田先生、遠田の3人で即興的に踊りました。振付などはありませんでしたが、最初の曲で、はじまりを連想させるような「Haru」というタイトルなので、フレッシュさや、動き出す喜びを感じながら踊りたいとイメージを共有しました。
(写真:藤原明莉)
(写真:藤原明莉)
つぎは「赤とんぼ、ひこうき雲」です。キーボートとヴァイオリンの演奏の中、Mobyという立位型のロボットに乗って秋田先生が両手を広げてすーっと飛んでいく姿は、ロボットと一緒だからこそできる静かできれいな姿でした。
(写真:藤原明莉)
とんぼが飛んでいた夕焼けの空は、ひこうきが自由に飛び回る広い空にかわります。プロジェクトメンバーのみなさんとも一緒に踊り、いろんなひこうき雲ができました。
(写真:藤原明莉)
その後は、フランスチームの作品で、Eric先生が自ら指揮をとって本番前につくりました。
フランスからドラマーのAlain de Camposさんがロボットに乗って、ドラムのスティックでリズムを刻んだり、カナダのCoralee McLaren先生と遠隔操作を駆使した動きで、とても見応えのある作品でした。
(写真:藤原明莉)
みどりアートパークで発表した「座頭市」の作品も少しアレンジして、ロボットと一緒にお祭りを楽しみました。Mobyに乗った平田先生や、プロジェクトメンバーのみなさん、みんなのダンスフィールドのメンバーも一緒に踊って大盛り上がりのお祭りになりました。
(写真:東北大学)
そして、最後は会場のみなさんと「てあわせ」で一緒に踊りました。
取材に来ている方々、先ほどまでお客さんだった方々、はじめてお会いする方々ばかりでしたが、一緒に踊ることでつながることができ、インクルーシブダンスの魅力を改めて感じました。
(写真:東北大学)
異なる分野で活躍されているみなさんと、このような素敵なプロジェクトに参加させていただき、私たちができることを未来に向けて頑張りたい、もっとたくさんの方々と一緒に踊りたいと思いました。ありがとうございました。
(写真:東北大学)
(文:遠田ひな乃)
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