8月4日、東京都北区の放課後等デイサービス勉強レストランそうなんだ!!にてアウトリーチWSを実施しました。
長期休みで気持ちがリラックスしている一方、炎天下続きで身体を動かして遊ぶ機会を作れていないとあって子どもたちみんな元気いっぱいでした。
今回は『てあわせ体験ワークショップ』と題して、放デイを利用する子どもたちに「てあわせ」を初体験してもらいました。
はじめは照れもあり、いきなり「踊りろう」と言っても抵抗のある子も少なくないので、新聞紙で作った凧で遊んだり、走り回ったりしました。
身体がほぐれてきたところでのはらハみどりAコースでもやっている「おでかけのはら」で歩きます。
ハイタッチを通して手に触れることにも慣れてきたところで、二人一組でストレッチをしました。身体の声に耳を澄ませて、うずうずと動きたがっていることを確かめます。
からだがうごきたがってきた!
「てあわせ」にも挑戦しました。とまどいや嬉しさもそのまま飲み込んだ、瑞々しい時間です。
先生とてあわせ。なんだかてれくさい。
後半は新聞紙を使ったレクリエーションをやりました。新聞紙の上で5秒間ポーズをとって、だんだんと新聞紙を折り畳んでいきます。
バランスとって立てたよ!
さらに新聞紙を身体につけて落ちないように走りながら踊りました。
理事長先生もいっしょにはしってくれました!
はじめは「てあわせ」に乗り気でなかった子も、足と足でなら応じてくれて、終わる頃には「楽しかった。またやりたい」と言ってくれました。
ペットボトルをミサイルに見立てて走り回っていた子とは、ペットボトルを介して「てあわせ」をしました。
勉強レストランそうなんだ!!の職員のみなさんも非常に協力的で、積極的に子どもたちの表現を触発しようと動いてくださいました。
私はみんなのダンスフィールドと出会って半年も経たない、第3期のはらハみどりCコースを修了したばかりの見習いファシリテータです。今回は自分の職場でのアウトリーチを実現するために、職員一人ひとりにインクルーシブダンスの実践についてPRし、企画書を書きました。
西先生も秋田先生もいらっしゃらない環境での実践には不安もありましたが、先輩ファシリテータと話し合い、アドバイスをいただきながら実現できる形を作っていきました。
実践の機会を得られることは当たり前ではないからこそ、さらに工夫を重ねて持続的に機会を作っていきたいです。何より子どもたちが楽しそうにのびのび動き回って元気があふれていたあの空間をもう一度作りたい。今はそんな気持ちでいっぱいです。
(文:磯貝雨琴/写真:水村麻理恵)
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